新年明けましておめでとうございます

 

　昨年は高齢者福祉および介護事業の健全な発展と神奈川県民の福祉の増進に寄与することを目的として活動する「かながわ高齢協」に対し、ご支援とご協力をいただき感謝申し上げます。
　高齢者福祉施設ではコロナ感染症の散発的な発生やインフルエンザの流行、更には、物価高騰などにより、引き続き厳しい運営環境が続いておりますが、令和7年は改めて協議会会員施設が一丸となって高齢者福祉の増進、経営環境改善に取り組みたいと思います。
　職員の資質向上を目指した研修事業はもとより、職員が働き甲斐を感じ、新たな人材が参入できるような魅力ある職場になるように各種事業に取り組みます。ここ数年実施している調査データーを基に神奈川県等の行政機関とも協力しながら経営環境の改善に取り組みます。また、昨年刊行した介護事故・リスクマネジメント事例集に引き続き生活相談員マニュアルの改訂作業に取り組み、現場の職員に役立つ調査研究事業の充実に努めます。更に、今後予想される首都圏での災害に備えてご利用者を守るとともに福祉避難所としての役割を果たせるように、施設間で連携強化を目的とした実践的な防災訓練を実施します。
　ホームページのトップページにある「かながわ高齢協」のシンボルマークは当協議会の50周年を記念して、平成30年11月13日にかながわの「か」の字のなかに笑顔を配したデザインが採用され制定されました。高齢者福祉に携わる団体として、地域の方々に高齢者福祉への取り組みを理解していただくとともに、会員施設、職員間の連帯をより図ることを目的として、会員施設・事業所にシンボルマークの愛称を募集しています。4月には皆様方へお知らせいたします。
　高齢者と職員の笑顔を目指して本年も頑張りますので引き続きご協力をお願いいたします。
　
令和７年１月
一般社団法人神奈川県高齢者福祉施設協議会　会 長　加藤 馨
社会福祉法人長寿会　特別養護老人ホーム　陽光の園施設長